複利効果を得るにはより高い勝率が必要
複利効果とは、利益を再投資することで利益が利益を生んで膨らんでいく効果のこと。
トレードに当てはめれば、証拠金が増えたらロットを増やすということ。
同じトレードをしていてロットが増えれば、損益額も増えることになる。
10,000円を元手として、「勝てばプラス1,000円」の勝負を10回繰り返す。
10連勝した時の残高は20,000円である。
これを「勝てば10%増」の勝負に置き換えると、10連勝した時の残高は約26,000円である。
より大きな利益が出せる複利効果だが、勝ち続けた場合に有利な分、当然どこかが必ず割を食っている。
トレードで言うと、必要勝率の部分が不利になっている。
「勝てばプラス1,000円・負ければマイナス1,000円」の勝負で勝敗が1対1なら、残高は元手とイコールになる。
「勝てば10%増・負ければ10%減」の勝負で勝敗が1対1なら、残高は元手よりも必ず減っている。
つまりプラスになるための必要勝率は後者の方が高い。
また増減割合が大きくなればなるほど、必要勝率は上昇していく。
トントンで終えるための必要勝率は、LOG(1÷減少倍率)÷LOG(増加倍率÷減少倍率) で求められる。
計算は面倒くさいので下記に必要な値を入力して算出しましょう。
勝ちで %増え、
負けで %減るなら、
勝率は %以上必要になる。
負けで %減るなら、
勝率は %以上必要になる。